シトルリンとは?

シトルリンは遊離アミノ酸です

シトルリンは人体の20%を占めるアミノ酸の一種です。ただ、普通のアミノ酸とは異なり、たんぱく質を構成せず細胞や血管に存在している「遊離アミノ酸」です。NO(一酸化窒素)と呼ばれる物質を生成し、血管の健康を保ってくれている成分です。

シトルリンは、基本的に体内で合成されるので積極的に摂取する必要はありませんが、加齢によってその生成量は減少していきます。そのため、生活習慣病や心臓病など、血管や血流の悪化で起こる病気を予防したい場合は、シトルリンサプリメントが非常に有効と言えます。

シトルリンの歴史

シトルリンは1930年に日本で始めて発見された成分です。水に溶けやすい性質上、今では錠剤や飲料、粉末など様々な形状のサプリメントとして販売されています。2007年8月17日までシトルリンは医薬品成分として扱われていました。

大手メーカーなどがシトルリン商品の販売を開始して本格的に市場が動き出したのは、2009年あたりからです。現在ではその市場規模は年々増加傾向にありますが、日本での認知度はまだそれほどでも無いようです。

欧米では日本よりも先に健康食品として販売していて、ジャンルを問わず人気があります。欧州のほうでは、疲労軽減作用のある医薬品として「シトルリン-リンゴ酸塩」の形で取り扱われています。

また、シトルリンという名称はスイカの学名(シトルラス ブルガリス)から名づけられています。シトルリンはスイカなどの瓜科の植物に多く含まれており、アフリカのカラハリ砂漠に自生している野生のスイカは、日本のスイカと異なり、飲料水や入浴用の水、強い乾燥から肌を守るための水分として現地民から重宝されており、野生スイカが砂漠という過酷な環境で育つ理由は、大量のシトルリンが含まれているおかげだと言われています。