クラチャイダムのプラント工場の様子

クラチャイダムの栽培はタイだけなの?

現在、クラチャイダムはタイで栽培され、それが世界中に輸出されています。

だけど、そんなに世界に輸出されているなら自国でも育てたいつて人が現れるはずですよね?

今回はそんなタイでの栽培と輸出事情、そしてタイ以外での産地についてまとめてみました。

タイの隣国「カンボジア」での栽培事情

クラチャイダムの産地と言ったら東南アジアでの大国「タイ」、その次にラオスと続きますが、実は他にも栽培している国はあります。

それはタイの隣国であり、ラオスより南にある「カンボジア」。

元々タイとカンボジアは中世時代まで「クメール王朝」と呼ばれるひとつの国でした。このクメール時代にタイとカンボジアの一部地域でクラチャイダムが栽培され始めました。

しばらくはタイ・ラオス・カンボジア双方がクラチャイダムを生産していましたが、1976年からのポルポト時代、その後の内戦・戦争の結果、15歳以上の人はほぼ亡くなり、農業を始めとした様々な技術や施設も失われました。この影響は現在でも続いておりカンボジアがなかなか発展しない理由になっています。

そんなカンボジアですが、タイ以上に人件費が安く、天災や治安の安定化もしているので、2015年には日本の会社(シーダー・ファーム株式会社)がカンボジアでも大規模農園を作り、クラチャイダムの本格生産が始まっています

10年後にはタイに負けず劣らずのクラチャイダム生産地になっていると思いますよ。

ヨーロッパ・アメリカの栽培事情

クラチャイダムは日本を始め、アメリカ・ヨーロッパでも大量に輸出されています。

科学技術が発展している欧米なら自国でも多く栽培していそうですが、実際は全くと言っていいほど栽培されていません。せいぜい家庭菜園レベルです。

欧米で栽培されない一番の理由は「自国栽培はコストがかかりすぎる」からです。特に人件費はタイとヨーロッパ・アメリカでは雲泥の差。安いタイで買って船で運んだほうがよっぽと安いです。

ただ、日本よりはクラチャイダムの苗が手に入りやすく、インターネットで検索すればたくさんのクラチャイダムの苗を販売しているサイトが見つかります。

日本だとクラチャイダムの販売店は全国でも10店舗あるか無いかですからこの点は少し羨ましいですね。

日本の栽培事情

クラチャイダムの歴史でも少し書きましたが、クラチャイダム自体は江戸時代の沖縄(当時は琉球王国)で少量ですが栽培されていました。

現在でも沖縄の一部島で栽培されており、そこから日本中に販売されています。

沖縄産とタイ産では少し成分が違います。その為、タイ産は精力剤・精力サプリ、栄養剤などの活力がメインに。沖縄産は日々の健康の為の健康食品として販売されていますね。

沖縄より北では栽培されていません。というのも、クラチャイダムは亜熱帯の植物。沖縄ですらギリギリ育つ程度なので南国の鹿児島ですら大規模での栽培はできないのです。

しかし、近年では「黒ウコンジャパン株式会社」が植物工場という完全制御下された環境での栽培を実現しました。

植物工場で生産されたクラチャイダムは通常よりも早いスピードで成長し、収穫量の何倍も向上しています。近い将来、黒ウコンジャパンで生産されたクラチャイダムが世界中に輸出される日が来るかもしれませんね。

世界中で大ブームのクラチャイダムはだけど、今の所東南アジアと日本以外では栽培されていないのが現状なんだね。

ただ、日本が大量生産の方法を見つけたから将来的にはスーパーで簡単に手に入る食べ物になる可能性もあるよ。