亜鉛はカラダのバランスを整える大切な成分

亜鉛は金属のひとつですが、必須ミネラルなので毎日しっかり摂取しないといけません。そんな必須ミネラルである「亜鉛」をしっかり取れば、どんなメリットがあるのでしょうか?

男性・女性の悩み改善にダイレクトな効果・効能を読めば、きっとあなたも亜鉛サプリに手を出しちゃうかもね。

男性も女性も、亜鉛をしっかりとって健康的な精力を取り戻そう!

基本的な亜鉛の効果効能

亜鉛の身体の中における基本的な役割は「身体の防衛」「身体の再生」に集約されます。人は常にウイルスやストレス、老化によって健康を脅かされていますが、こういったものから亜鉛は守ってくれるのです。また、全身の臓器や機能を正常に動かす為のガソリンでもあります。

傷の治りが早くなる

亜鉛の身体の中での大きな仕事のひとつに「細胞分裂」があります。

人の身体は常に細胞分裂を繰り返しており、3ヵ月もすると全身の細胞は入れ替わっているといわれるほど活発に動いています。

ですがこれは亜鉛がしっかり供給されていればの話。亜鉛が不足した場合、十分な細胞分裂が行われなくなってしまいます。

そうなってくると、身体に出来た傷を健康な細胞で塞ぐことができない=怪我を治すことができなくなってしまいます。逆に言えば亜鉛が十分に存在していれば怪我の治りが早くなる、というわけです。

(例:カラダノート 欧米では常備薬?『キレート亜鉛トローチ』が風邪の期間を46%短縮させる!

風邪の治りが早くなる

細胞分裂は傷以外にも役立ちます。

外部からやってきた悪いウイルスを退治する「白血球」ですが、その白血球を作るにも亜鉛は必須になってきます。

なので亜鉛が十分だと白血球も活動的で数も十分。風邪のウイルスをしっかり退治してくれるのです。その効果は風邪に効果的といわれているビタミンC以上!風邪を引いたら亜鉛もしっかり摂取しましょうね。

味覚改善効果

亜鉛が体内で不足している人に見られがちな代表的な症状として、「味覚障害」が挙げられます。

そもそも味覚とは舌に備わってる器官の「味蕾(ミライ)」の働きにより、食べ物の甘さや苦味を感じ取ることが出来るのですが、亜鉛はこの味蕾の働きを左右するのです。

具体的に解説しますと、味蕾は10日間という短いスパンで細胞が作り替えられています。細胞再生、つまり新陳代謝に大きな役割を持つ亜鉛が不足することで、古い味蕾がいつまでも残った状態になってしまうわけですね。

味覚障害の原因として、刺激物の食べ過ぎや、食生活の乱れ、喫煙といった行為も考えられますが、亜鉛を摂取することで味覚障害は30%も改善されるというデータもあるので、心当たりのある人は、亜鉛を摂取することをオススメします。

亜鉛は人の身体のメンテナンスに絶対に必要な成分。しっかり取らないと体中が少しずつボロボロになっていっちゃうんだね。

男性にとっての亜鉛の嬉しい効果効能

亜鉛と言えば男性向けの栄養素というイメージがありますね。実際の効果も男性の「性」に関する効果が大部分をしめます。ただし、過剰摂取を行ったからといって「性」の効果が上昇するという医学的根拠はありませんので注意してください。

精子の生成促進・活発化

先ほど「亜鉛は細胞分裂にかかわりがある」と説明しましたが、身体の中で細胞分裂が活発な部位はどこでしょうか?

その答えのひとつが「精巣」です。

リプロダクションクリニック大阪の松林秀彦先生のブログで、亜鉛と精子の関連性について以下のような研究結果があると提示しています。

動物では、亜鉛が低下すると精子形成(分化、増殖)が障害されます。また、多くの細胞で、亜鉛が酸化ストレスを軽減することも知られています。また、受精の過程で亜鉛が必要であることが報告されています。

(省略)

精子形成の初期(精母細胞)の段階では、亜鉛が低い状態で減数分裂が生じます。亜鉛濃度が高い精巣上体では、クロマチンが安定し、染色体を守ります。精液中の亜鉛濃度はさらに高く、血液中の100倍になります。精子の染色体が守られている状態と言えます。

出典:Hum Reprod 2014; 29: 1134(イタリア)

わかりやすく説明すると、「亜鉛を十二分に摂取していると精子が活発になる」「精子が受精するには十分な亜鉛が必要」ということです。

ちょっとアダルトな話をしますと、この亜鉛を多く含む精力サプリメントを摂取し続けることで、「射精時の精液量が増えた」という口コミを多く目にします。また、世界で一番多く精液を出した男性は記録を出すために亜鉛サプリを大量に服用していたという説もありますね。

ただし、冒頭でも述べた通り医学的な根拠はありませんので注意してください。

「性的感度の向上」については、男性の精液量にも左右されるため「勃起はするが射精時の快感が少ない」といった方が亜鉛摂取で精液量が増えることにより、射精時の感度回復ができた、と考えるのが自然ですね。

上記のような効能・効果から、通販サイトなどでは「亜鉛は性のミネラル」という点が誇張され、「即効性を持つ精力剤」のように紹介されていることもあります。

しかし勃起不全(ED)に効果があることは確かだとしても、医薬品のように摂取してすぐに効果が出るようなものではないので、注意しましょう。

大切なのは、サプリメントなどで長期間、亜鉛を摂取し続けることで、勃起力のある身体、精子を増進させやすい体質へと徐々に改善していくことです。時間をかけて根本的な体質が改善されることで、結果的にEDの改善につながると言えますね。

男性ホルモンの分泌促進効果

亜鉛は男性ホルモンの内の1つであるテストステロンの分泌には必須とされています。

筋肉の増大や性欲に関わるテストステロンは、「ホルモンの中で最も男性らしさを決定づけるモノ」とされていて、18歳~30歳までの間に最も多く分泌されるのですが、30代を過ぎてからは分泌量がどんどん減少していきます。

なので、亜鉛の定期的な摂取によりテストステロンの分泌を補助することで、男性らしい体を維持する効果が期待できますね。

亜鉛は「性」に関する機能にも重要な役割があるんだね。

男性がいつまでも男性らしくいる為には、どんな成分よりもまず「亜鉛」をしっかり取って、それから他の成分で強化していくのが一番理想的な形なんだよ。

女性にとっての亜鉛の嬉しい効果効能

亜鉛は男性に効果的なイメージがありますが、女性にとっても見逃せない美容効果や妊娠効果があります。特に妊娠に関しては「亜鉛を取らない場合の悪影響」がとても大切なので、ぜひ一度は見ていただけると幸いです。

亜鉛と生理周期

亜鉛は男性ホルモンを活性化させると解説しましたが、女性ホルモンにも少なからず影響があります。

男性の精巣に亜鉛が豊富なように、卵巣にも亜鉛が豊富に含まれているのです。詳しいメカニズムは未だにわかってはいませんが、女性ホルモンが減少し生理不順になった女性に亜鉛を服用させると、生理が安定したという記録も残っています。

参考:医療法人 愛星会

また、亜鉛が不足するとそもそも性行為の意欲自体が失われ、セックスレスや不妊症の引き金になるというデータも残っています。

乳動物についてみると、雌性ラットの生殖に及ぼす亜鉛の欠乏効果は、その欠乏の度合、期間および時期によって異なる。離乳期から成熟するまでの期間における亜鉛欠乏では、生長が抑制され、発情周期に極度の異常がみられ、交尾をせず、完全な不妊症となる。

引用:2008年10月 荒川 泰昭、栗山 孝雄 「亜鉛と生殖

日本は世界で一番性行為が少ない国ですが、もしかしたら亜鉛が原因なのかもしれませんね。

亜鉛と胎児の健康

亜鉛不足で一番怖い症状。それは「胎児の健康に多大な被害」を及ぼすことです。

妊娠期間中における亜鉛欠乏では、胎児の半数は妊娠満期になっても未成熟であり、大半は極度の先天性奇形(胎児奇形)を示す。

引用:2008年10月 荒川 泰昭、栗山 孝雄 「亜鉛と生殖

上記はネズミでの例ですが、実際に亜鉛が不足している女性から生まれた赤ちゃんは何らかの問題を抱えているケースも少なくないです。出産後も「低亜鉛母乳」と呼ばれる母乳の亜鉛不足により、発育がうまく行ってないケースがあります。

厚生労働省では妊婦の摂取量を11mg、授乳婦の摂取量を12mgと設定しています。これは成人女性の8mgより少し多い程度ですが、身体にとってはかなり多いです。

参考:厚生労働省「総合医療に係る情報発信推進事情サイト」

健康的な赤ちゃんを生むために、亜鉛はしっかり取らないとですね。

亜鉛をしっかりとっていないと、お腹の赤ちゃんに大きな影響があるなんてビックリだよね。妊娠する前は男性が、妊娠してからは女性が亜鉛を飲んでいけば不妊なんてあっという間に解決しちゃいそう。

亜鉛不足による体への悪影響

偏った食生活などから亜鉛が不足すると、身体には様々な悪影響が出てきます。体の衰えを感じ始める30代後半の方々は、以下の症状に心当たりはありませんでしょうか。

  • 傷や風邪の治りが遅くなった
  • 若いころと比べ、性欲も落ちてしまった。
  • 生理が不安定になってきた
  • 精子量の減少から、男性不妊が疑われている。
  • 何を食べても薄味と感じてしまう。

これらの症状は、亜鉛が不足することで発症する「亜鉛欠乏症」が原因の可能性があり、特に精力面の機能が著しく低下してしまう恐れがあります。

日本の現代人の食生活では、亜鉛は不足しがちなミネラルと言われいるだけでなく、正しい食生活を送っているつもりでも、「食物繊維」や「カルシウム」を摂りすぎてしまうと、亜鉛の体内吸収の妨げになってしまい、食事を見直すだけでは亜鉛欠乏症を防ぐのは難しいかも知れません。詳しくは「亜鉛と相性がいい成分と悪い成分」にて解説しています。

亜鉛不足に関する実験では、亜鉛不足の人が元の正常な状態になるのに30mgの亜鉛を約20週間毎日服用する必要があったようです。

以上のことから、亜鉛がしっかり含まれていて、かつ精力増強や健康方面もカバーできるクラチャイダムやマカ配合のサプリメントで、継続的に栄養摂取を続けることが理想的といえますね。